簡単おせちレシピ~田作り・えびのうま煮・数の子・栗きんとんなど

レシピ

2022年12月9日

手作りのおせち料理
まいまい
こんにちは、まいまいです。お正月の「食」といえば、おせち料理ですね。
みなさんは、おせちを自分で作りますか?それとも買いますか?

我が家では、私の誕生日が年末なので、年末年始は家族揃って私の実家へ帰省しています。
(誕生日を祝ってもらうために)

毎年12月31日の夜は年越しそばを食べて、1月1日の朝はお雑煮とおせちを食べて、帰ってきます。
なので、実は自分では作ったことがありませんでした。

いつも母の作るおせちを平らげていましたが、去年、初めて母と一緒に作りました♪

まいまい実家の定番おせち

まいまいの実家のおせち料理

上記のおせちが、私の実家の定番おせちです!!

こどもたちも一緒だったので、全て一緒に作ることはできませんでしたが、作り方は母からバッチリ聞きました(笑)

定番の煮物や照り焼きは、おせちだけでなく、普段の献立にも使えます。これを機に、こどもたちがたくさん食べたものを家でも作るようになり、和食のレパートリーが増えました(^^)

このあとご紹介するレシピは、小さいこどもたちも食べやすいように、味付けに工夫しています。
こどもに初めて作る方、優しい味付けで作りたい方は、ぜひ参考になさってください。

ところで、おせちにも入っている「煮しめ」とは煮物料理のひとつ。食材を煮汁がなくなるまで煮込んで、じっくりと煮つめた(煮しめた)料理のことなのじゃ。知っていたかな?
校長先生

筑前煮

筑前煮おせちだけでなくて、普段の献立としても活用できる、筑前煮。
母の味として、私も家でよく作っています♡
もちろん、こどもたちもよく食べてくれるので、おせちのときも大好評でした!!

具材の分量は、ご家族の人数に合わせて調節してくださいね。

[材料]

  • 鶏もも肉
  • にんじん
  • ごぼう
  • たけのこ
  • れんこん
  • 里芋
  • こんにゃく
  • 干し椎茸 など

◎調味料(具材の量に合わせてください)

  • 水 100ml
  • 醤油 大さじ3
  • みりん 大さじ2
  • 砂糖 大さじ1
  • 料理酒 大さじ1

[作り方]

  1. 鶏もも肉は一口大に切る
  2. にんじん、ごぼう、たけのこ、れんこんを切る
  3. 里芋は皮をむき、耐熱ボウルに入れ、ひたるまで水を入れて3分ほど電子レンジで加熱
  4. こんにゃくはアク抜きをして切る
  5. 干し椎茸は水で戻してから切る
  6. 鶏もも肉を炒め、すべての食材を入れる
  7. 水、醤油、みりん、砂糖、料理酒を入れ、沸騰したら落とし蓋をして約15分くらい煮る
  8. 落とし蓋をはずし、煮汁が少し減ったら火を止める

田作り(ごまめ)

田作り(ごまめ)小さい頃は苦手だったゴマメ。
このゴマメはいつもおばあちゃんの手作りでした。

作り方を教わり、初めて作ってみましたが、次男には好評!!
私もこどもを生んでからなぜか大好きになり、毎年楽しみにしています(笑)

[材料]

  • 乾燥カタクチイワシ(適量)
  • 砂糖 大さじ2
  • みりん 大さじ2
  • 醤油 大さじ2

[作り方]

  1. 乾燥カタクチイワシを10分ほど火をかけ、水分をとばし粗熱をとる
  2. 鍋に砂糖、みりん、醤油を入れ、とろみが出てきたら乾燥カタクチイワシを入れ、よくからめたら完成

えびのうま煮

えびのうま煮

まいまい
まいまいといえば…えびごろし!(笑)
それくらい大好きなエビです!!

おせちは見た目も大切なので、頭や殻付きですが、本当はむいて出してほしい…(笑)
バクバク食べたい…(笑)
甘辛くておいしいですよ!!

[材料]

  • エビ(10尾程度)
  • 料理酒 大さじ3
  • 醤油 大さじ2
  • みりん 大さじ2
  • 砂糖 大さじ1
  • 生姜チューブ(もちろんすりおろした生姜でもOK) 1センチ程度
  • 水 大さじ1

[作り方]

  1. エビは頭と胴体の間から爪楊枝で背わたをとる
  2. エビを「つ」の字になるようにフライパンに入れ、料理酒、醤油、みりん、砂糖、生姜チューブ、水を入れ火にかける
  3. 半分赤くなったら裏返し、煮汁をかけながら煮詰める

鶏肉のうま煮

鶏肉のうま煮照り焼きチキンと同じ?と思った方!!
手間ひまが違うんです!笑

手軽に作れるテリチキもおいしいですが、鶏肉のうま煮は、我が家ではおせちのときだけ食べられるんです(笑)

普段はあまり料理に時間をかけてられないので、ここまでしません!!

[材料]

  • 鶏もも肉 1枚
  • 塩 少々
  • 料理酒 小さじ1

◎煮汁用

  • 料理酒 大さじ2.5
  • みりん 大さじ1.5
  • 醤油 大さじ1.5
  • だし 大さじ3
  • 砂糖 小さじ2

◎照り用

  • みりん 小さじ1

[作り方]

  1. 鶏肉の皮の方をフォークなどで刺し、裏面に塩をふる
  2. 10分くらいおいたあと、料理酒をかけて風味付けをする
  3. 強火で皮の方から焼く
  4. 皮に焼き色がついたら裏返し、中まで完全に火を通さない程度に両面を焼く
  5. ザルにあげ、熱湯をかけて余分な油を抜いて、水気をふきとる
  6. 鍋に煮汁用の調味料と鶏肉を入れ、強火で煮る
  7. 沸騰したら弱火にして3分ほど煮る(途中裏返す)
  8. とろみがついてきたら、照り用のみりんを入れ、ツヤを出す
    (とろみがつくまで、鶏肉を取り出したり戻したりを繰り返す。鶏肉がかたくなるのを防ぐため)

ぶりの照り焼き

ぶりの照り焼きこちらは和食の定番メニュー、ぶりの照り焼き!!

我が家のぶりテリは、多めに作ったタレを上からかけるスタイル。

一方、実家のものは、しっかり味が染み込むまで煮込みます!
タレがなくてもパサつかず、味がしっかり染み込んでいるのでおいしいんです!!

これは、お弁当のおかずにも重宝しますよ。

[材料]

  • ぶり 2切れ
  • 醤油 大さじ2
  • 料理酒 大さじ1.5
  • みりん 大さじ1
  • 砂糖 小さじ1

[作り方]

  1. ブリの水気を拭き取る
  2. フライパンでブリに焼き目をつける
  3. 一旦取り出して、調味料を入れ、沸騰したらブリを入れる
  4. タレがほぼなくなるまで煮詰める

数の子

数の子おせち以外は食べることのない数の子…笑
こどもたちもなんだこれ?といった感じで口に運ぶのにも時間がかかりました(笑)

味も薄味なので、好きでも嫌いでもない…といった感じです(笑)
ただ、プチプチする感じが楽しかったようで、ちょっとずつかじっていました!!

塩抜きが必要な数の子は、食べる予定日の2日前ぐらいから準備しよう。数の子は塩分を抜き過ぎると苦みが生じることがあるぞ。
校長先生

[材料]

  • 数の子 300g程度
  • 水 150ml
  • めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ2
  • 鰹節

◎塩抜き ※数の子の量に合わせて調整してください

  • 水 1000ml
  • 塩 小さじ1

[作り方]

  1. ボウルに数の子と塩抜き用の水と塩を半量入れ、5~6時間おく
  2. いったん水を捨てて、残りの水と塩の半量を入れ、さらに一晩おく
  3. 薄い膜を取り除く
  4. チャック付きポリ袋に水とめんつゆと数の子を入れ、冷蔵庫で半日〜1日おく
  5. 食べやすい大きさに切って完成

栗きんとん

栗きんとんさつまいもを使ったこの栗きんとんは食べ出したらとまらない…
次男はひたすら食べる、食べる!!
長男も「甘くておいしい」とデザート感覚で食べていました。

裏ごしはブレンダーを使えば簡単にできると思います。

ところが私が実家で作った時は、下記の倍の分量で作ったので、ブレンダーでも裏ごしが大変でした(内緒ですが、実は途中で諦めました)。でも美味しくでき上がり、タッパーに入れて持って帰ってきました(笑)

まいまい
市販の栗きんとんは甘すぎて口に合わないこともありますよね。自分で作ると、砂糖の量や甘露煮の汁を足すなどの甘さの調整ができます。

[材料]

  • さつまいも 400g
  • 栗の瓶詰(甘露煮)
  • 砂糖 150g
  • みりん 大さじ3

[作り方]

  1. 皮をむいたさつまいもを適当な大きさに切り、10分ほど水にさらす
  2. さつまいもを鍋でゆがく、または電子レンジで加熱して、竹串がスッと通るぐらい柔らかくなったら裏ごしする
  3. 栗は、小さく切って混ぜる分とトッピング用とに分けておく
  4. 裏ごししたさつまいもと小さく切った栗、砂糖、みりんを入れ、弱火にかける
  5. 味を調えて、トッピング用の栗をのせて完成

まとめ

おせち イラスト

おせちといえば、ハードルが高く感じるのはまいまいだけでしょうか??
今までやりたい、いや、やろうとも思わなかった私が、そろそろと思い始めたのには、やっぱりこどもの存在でした!!

私が小さい頃は物心ついたころから母が作っていたので、おせちがあることに違和感も感じず…。

ただ、ふと思ったんです!!
「おせち=おばあちゃん」我が家のこどもたちは完全にこうなってしまうと!!笑
それでもいいか!とも思いましたが、一応作り方だけでも聞いておこうと思いました。笑

今回一緒に作って、母も「これやったら長男や次男が食べるかなぁ?」とか考えながら作ってくれました。おせちって"大人の食べ物"だと思っていた私。

でも、こうやってこどもと一緒のものを食べられるおせちっていいなとあらためて感じました。
この母のおせちレシピをみなさんにも知ってもらって、新年早々幸せな気持ちになってもらえたら嬉しいです(^_^)

この記事を書いた人


まいまい(ママさんライター)
もともとは「得意料理はカップラーメン!」と言っていましたが、結婚・子育てを機に料理作りの楽しさにハマりました。
現在はふたりの男の子を育てながらお仕事中です。
冷凍保存やちょっとしたアレンジで、いつものメニューが時短になったり、おいしくなりますように!

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