安売りのときについつい買ってしまう大根。量が多く、数日間大根料理が続きませんか?
わが家では煮物続きになります。笑
ちょっと煮物が続きすぎかなと思って少しおいておくと、シワシワになってしまうんですよね。
みずみずしい大根をそのまま保って、シワシワになるのを防ぐ方法などをご紹介しますね。
大根の選び方
年中手に入る大根ですが、旬は冬。
冬になるとスーパーなどにたくさん並びますが、
「一体どの大根を選べばいいのだろう…」と悩むことありませんか?
私はよくばりなので「1番太くて大きい」のを選んでいました。笑
まぁまぁ、それも間違いではないのですが、他にも見るところがあるんです!!
[1本丸ごとの大根]
- 真っ直ぐ伸びているもの
- 太いもの
- 重たいもの
- 固いもの
- 葉の近くが黒くないもの
- ひげ根が上から下まで等間隔で一直線なもの
(辛みの強いものが好きな方は不揃いなものを選ぶと良いでしょう)
[カットされた大根]
↑↑上記のポイント(1本丸ごとの大根の選び方)に加えて
- みずみずしいもの
- 断面のキメが細かいもの
「大根のス」って聞いたことありますか?
1本丸ごとの大根は切ってみないとわからないのですが、大根の断面に隙間があいてしまっていることなんです。
切った時に穴があいていることありませんか?
私は運良く1度くらいしか見たことがないのですが、見たときは食べられないのかと思いました。
根の水分不足で起こる現象なので、気になるようだったらその部分を取り除き、他の部分は料理に使用できます。
カットされた大根を買う時は、スがないかも確認すると良いですよ。
大根の部位の特徴
上部
水分が多くみずみずしいのが特徴。
甘味があるので生のままでもおいしく食べられます。
離乳食にオススメ!ですが少し固いので、皮を分厚めにむきましょう。
中部
甘さと辛さの中間。
煮物などに適しています。
こちらも離乳食にオススメ!!
下部
繊維が多く辛みがあり、水分が少ないのが特徴。
味が染み込みやすいので漬物に適しています。
保存方法
それでは、大根の保存方法です。
1本丸ごと保存
まず、1本丸ごと保存する方法です。
- 大根を新聞で包み、少し新聞を湿らせます。
- ポリ袋に入れて保存しましょう。
*常温保存の場合2.3日で食べ切りましょう
*冷蔵保存の場合1.2週間で食べ切りましょう
そして、大根の葉は冷蔵保存しましょう。捨てるのはもったいないです(後ほどレシピも紹介します)。
*2.3日で食べ切りましょう
カット保存
葉がついている場合は「葉・上部・中部・下部」と部位分けします。
このまま冷蔵庫(冷蔵室)で保存する場合は1部位ごとにキッチンペーパーで包み、チャックつきポリ袋に入れ完全密封します。
(キッチンペーパーは2日ごとに取り替えます)
お味噌汁用や煮物用など、すぐ使えるように切ってから冷凍します。
- 大根の皮をむき、用途に合わせていちょう切りや輪切りにします。
- キッチンペーパーで水気をとり、小分けにしてラップに包み、チャックつきポリ袋に入れ完全密封にします(輪切りの場合はラップに包まず直接チャックつきポリ袋で大丈夫です)
大根は水分が多いので、冷凍すると次に使う時ブヨブヨしますので、しっかり火を通すことをオススメします。
※解凍はせず、凍ったまま加熱調理にします。
*3.4週間を目安に食べ切ってください。
大根おろしも冷凍できるの?
実は大根おろしの冷凍も可能なんです!
- 大根の皮をむき、すりおろします。
- ザルに入れ、水切りします。(※手で絞ると食感が悪くなるので絞らないでください)
- 製氷皿や小分けトレーに入れ冷凍します。
- かたまったらチャックつきポリ袋に入れ替えます。
※レンジの解凍機能もしくは自然解凍後、ザルで水切りし、調理に使用します。
*3週間を目安に食べ切ってください。
大根おろしを作るときですが、
甘い派は上部を、辛い派は下部を!!
そして甘い派は繊維に沿ってすりおろしてください。
すりおろした後、少し時間を置くとさらに辛みを抑えることができます。
辛い派は繊維に逆らってすりおろしてください。
すりおろした後が1番辛いので、すりおろしながら食べてください。
(辛い派は冷凍保存に向きません)
大根の葉のレシピ
大根の葉、捨てないでください!
大根の葉を使った、簡単でおいしいご飯のお供を紹介します!!
【材料】
- 大根の葉
- かつお節 お好みの量
- ごま油 大さじ1/2
- 料理酒 大さじ1
- 醤油 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
【作り方】
- 大根の葉を2.3センチ程の大きさに切ります。
- ごま油で炒めます。
- 料理酒、醤油、砂糖を入れ、水分がなくなるまで煮詰めます。
- 最後にかつお節を入れ、サッと混ぜれば完成です。
大根に葉がついていたら、ぜひお試しください!
こどもの離乳食で大根を使用したとき、「大根の部位によって甘さや辛さが違う」ということを知らなかったので下部の辛いところをすりおろしてあげてしまいました。
こどもはぺっと出しちゃいましたが、「初めてだからかなぁ」なんて思っていましたが、たぶん辛かったんですよね。
上部や中部の方が甘いと知り、上部や中部をあげるようになってからは、パクパクと食べるようになりました。
私も辛いのは苦手なので、味が染み込みやすいとわかっていても、カット大根を買うときは上部を買ってしまいます。笑
ぜひ試してみてくださいっ!!
この記事を書いた人
まいまい(ママさんライター)
もともとは「得意料理はカップラーメン!」と言っていましたが、結婚・子育てを機に料理作りの楽しさにハマりました。
現在はふたりの男の子を育てながらお仕事中です。
冷凍保存やちょっとしたアレンジで、いつものメニューが時短になったり、おいしくなりますように!