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ゆでるより簡単で、食材の成分やうまみも逃さず調理できる「蒸し料理」。
「蒸し器」は便利グッズも含めてさまざまな種類がありますが、なかでも「せいろ(蒸籠)」は時短調理にもうってつけ。
「食材を切って、入れて、蒸すだけ」と特別な手間は不要!しかも、ヘルシーにおいしく仕上げてくれます。
目次
使い方もお手入れもシンプル。お手軽で身近な調理道具
せいろと聞くと、オシャレで料理上手な人が使う上級者向けの調理器具のイメージがあり、「お手入れが難しそう」「使い方がよくわからない」と思う方が多いそうですが、
(わたしも勇気を出して購入するまで、自分には使いこなせない道具だと思っていました!)
実は、使い方もお手入れ方法もすごくシンプル。使い勝手が抜群なんです。
「あ、こういう時はせいろを使おう」と思う場面が年々増えてきて、今年はほぼ毎日といっていいほど使っています!
購入しようか迷っている…という方でも、一度手にしてしまえば「せいろ、買ってよかった!!」と思える瞬間が、何度も訪れると思いますよ。
せいろ(蒸籠)ならではのメリットって?蒸し器との違いは?
せいろは、竹や木などの天然素材で作られた、蒸し調理に特化した調理器具のこと。
お湯を沸かした鍋の上などに置き、蒸気で食材を調理します。すのこ状になっている底の隙間から蒸気が通っていきます。
ステンレスやアルミなどの金属製の蒸し器と比べ、自然素材を使用しているせいろ(蒸籠)は、熱の伝わり方がやさしいと言われています。
蒸している間も蒸し上がった後も、水分の調節がしやすく、冷めても料理のおいしさを保てる優れもの。
野菜はホクホク、中華まんやパンはふわふわに蒸し上がります。
点心や蒸し野菜など、せいろのまま食卓に出すのもおすすめ。食卓が華やぎ、気分も上がりますね。
そのほか、毎日のように使っていて感じているメリットは「とにかく軽い!」こと。
軽いため、鍋から外したり、洗ったり、運んだりする際に、とても取り扱いやすいです。
せいろは難しくない!3つのコツでお手入れ上手
お手入れのコツ
1. 使う前に、まずはせいろ全体を水にくぐらせる
2. クッキングペーパーや濡れ布巾、キャベツなどの葉物を敷いた上に食材を置く
3. 使用後は、風通しのよいところで陰干しし、乾かす
※ 汚れてしまった場合、洗剤は使わず、ぬるま湯で洗い流す
この3つのコツさえしっかり押さえておけば、思っているよりも手軽に、日常使いが楽しめる調理器具です。
とにかく気をつけていただきたいことは、しっかり乾かすこと!乾燥が足りないと、カビなどの原因になってしまいます。
収納する場合は、しっかり乾いていることを確認してから、新聞紙や布に包んでおくと良いようです。
せいろの基本の使い方
使い方とポイント
1.鍋にお湯を沸かす
たっぷりのお水を沸かします。10~20分ほど火にかけるため、途中でお湯がなくならないように気をつけてください。
お湯がなくなってしまうと、鍋だけでなくせいろも焦げて使えなくなってしまいます。
2. せいろを水にくぐらせる
お湯を沸かしている間に、せいろを濡らし、食材の準備を進めます。底、側面、フタなど、せいろ全体がしっかりと水でぬれた状態にしましょう。
水でぬらす理由は、
① 食材のにおいと水分がしみ込んでしまうのを防ぐため
② 鍋の熱による焦げ付きを防ぐため です。
この「ひと手間」がとっても大切です。
3. せいろに食材を並べる
食材を直接置くことも可能ですが、クッキングシートや濡れ布巾、葉物野菜を敷くのがおすすめ。
具材がくっついたり、肉や魚の油がついたりといった心配がなくなります。
せいろのおすすめの使い方6選
中華まん
電子レンジでも作れてしまう中華まんですが、せいろで蒸したときのふわふわ感は格別です!
時間が経ってもすぐに冷めることなく、硬くならないのも嬉しいポイント。
シュウマイなどの点心
キャベツやチンゲンサイなどの葉物野菜を下に敷くと、見た目も華やかに。
せいろを買ってから、シュウマイを食卓に出すことが増えました。ふっくらジューシーに仕上がります!
蒸しパン
毎週と言っていいほど、週末の朝ごはんは蒸しパンの我が家。
材料を混ぜている間に鍋のお湯が沸くので、本当に手軽に作れるので重宝しています。娘も大好きな朝ごはんです。
蒸し野菜
冷蔵庫にある残り野菜でも、せいろに入れて蒸せば立派な料理に!笑
お肉やお魚を載せたら満足感もアップします。ごまだれやポン酢で食べたり、野菜によってはごま油やチーズと合わせても美味しいです。
根菜はホクホクになるので、ゆでたり焼いたりするよりもお手軽な「せいろ蒸し」、おすすめです。
ご飯やパンの温め
トースターで焼くと硬くなってしまったりして子どもが食べにくいパンも、せいろで蒸せば、ふわっと柔らかくなります。
買ってきてから時間が経ってしまったときの温めにもおすすめです。
ご飯も電子レンジで温めるより、しっとりとおいしくなります。熱が蒸気によって均一に伝わるので、冷めにくいというメリットも!
離乳食やプリンなども
耐熱容器(グラスや陶器)に食材を入れて蒸すこともできます。
茶碗蒸し、プリン、離乳食用に小さく刻んだ野菜+出汁を入れた器なども、せいろに器を並べて蒸すだけ!冷凍した離乳食の解凍にもちょうどよいです。
下段に大人のメイン料理を、上段で小さいお子さん用の野菜を調理、ということが手軽にできますよ!
せいろの種類 素材で選ぶとお手入れしやすい
せいろは大きく2種類あり、それぞれのおすすめの使い方や料理があります。
一般的にイメージされるせいろは「中華せいろ」です。ご家庭にあるお鍋に合うサイズと、素材から考えると選びやすいですよ。
中華せいろ
フタがドーム型で、竹や木で編まれているのが特徴です。また、枠と底のすのこが一体になっています。
フタから蒸気を逃がす構造のため、水滴が食材に落ちにくいのが特長。また、軽くて浅いため、数段重ねて使うのにも便利です。
・はじめて買う方には「杉」製がおすすめ
森林浴をしているような清々しい杉の香りをしっかり感じられます。リーズナブルな価格で手に入りやすく、お手入れしやすいのもポイントです。
速乾性に優れており、湿気がとどまりにくいという特長があります。
・木の香りが苦手な方には「竹」製がおすすめ
優れた抗菌性と調湿性を備えているので、お手入れがしやすいうえに清潔に使用できます。強度が高く、耐久性に優れているのも魅力です。
食材そのものの味・香りを楽しみたい場合も、竹製が最適です。
和せいろ
中華せいろよりも深さがあり、和食づくりに向いているのが和せいろです。
檜(ヒノキ)の曲げわっぱのものが主流で、底のすのこが外せるようになっているのが一般的です。
厚みのあるフタは密閉力が高く、中の蒸気を閉じ込めます。温度を一気に上げるため、短時間で蒸し上げます。
一生モノの調理器具を揃えたい方にもおすすめしたいせいろです。
和せいろがおすすめの料理例 … 深さがほしい調理に
茶碗蒸し、おこわ、ふかし芋、蒸しパンなど
普段使っている鍋とのサイズが合わない場合は「蒸し板」を
鍋とせいろの間にかませて使います。せいろが調理中にガタッと動いてしまったりするのを防いでくれます。
「蒸し板」とは?商品をチェック
>> 木のもり『せいろ用受け台24㎝(10~21㎝せいろ用)』
せいろをお探しの方におすすめの商品
中華せいろをお探しの方はこちらをチェック
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まとめ:せいろは離乳食から時短料理まで使い勝手抜群
お手入れが難しいイメージがありますが、きちんと乾かすことさえできれば、とても簡単に使うことができるせいろ。
濡らしたせいろに食材を載せ、フタをして湯気で蒸すだけというお手軽さで、ヘルシーでおいしい料理が作れます!お子さんがいるご家庭にも大きな声でおすすめしたい調理器具です。
我が家は一段しか持っていないのですが、使うのに慣れてきた今では、「もう一段あれば…!」と思うことが増え、追加購入を検討中です。
寒い冬の時期、ほかほかに蒸したおいしい料理で、みんなで元気に乗り切りましょうね♪
この記事を書いた人 アンパンマンが大好きな娘をもつ1児の母。キッチンに立つ時間はなるべく短く済ませたい省エネ人間ですが、好き嫌いなく何でも食べてくれる娘の笑顔を原動力に、おいしくて体にもやさしい食事づくりに奮闘中です。
オオシマ(しょくーる編集部スタッフ)