非常食の定番･缶詰！野菜の備蓄にもぴったり！人気商品もチェック

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万が一の災害時などに備える非常食の定番といえば、長期保存の効く「缶詰」ではないでしょうか。

でも、日常使いではなく「非常食」として缶詰を選ぶ場合、どんな缶詰を備蓄しておけばいいのかは悩むところ。 

この記事では、非常時に備えて備蓄しておきたい、おすすめの缶詰商品をご紹介していきます。 

 

缶詰の賞味期限はどのくらい？ 

長期保存ができる缶詰食品ですが、その賞味期限（美味しく食べられる期限）はどれくらいかご存じですか？ 

一般的に缶詰の賞味期限は、魚などの水産加工品の缶詰で製造日から3年、野菜やフルーツの缶詰で2～3年、肉類などの畜産缶詰は3年といわれています。 

このように中身によって多少異なりますが、一般的な缶詰の賞味期限は3年に設定されていることが多いため、3年経てば賞味期限が切れると覚えておくとよさそうです。 

缶詰の賞味期限を確認するには、缶詰のふたの部分を見ます。 

ふたには「品名」「賞味期限年月（日）」「工場名」が3段の記号で表示されているのです。 

 

 

この場合、中段にある221015が賞味期限の年月日で、2022年10月15日が期限となります。 

ただ、最近では品名と工場記号は別の場所に表示して、缶のふたには賞味期限年月（日）のみ表示する製品も多くなっているようです。 

ちなみに、おいしさは次第に失われていきますが、未開封であれば缶詰は賞味期限が過ぎても食べられます。

湿気が少なく、直射日光の当たらない冷暗所で適切に保存されていれば、5年程度は品質に問題ないのだとか。

覚えておくとよさそうですね！ 

 

非常時に不足しがちな野菜を缶詰で用意 

災害時には、全国から被災地にさまざまな支援物資が送られてきます。 

ですが、過去の被災地の例を見てみると、支援物資として送られる食糧はおにぎりやパン、カップ麺などの炭水化物が多く、野菜などの生鮮食品が届くことは少ないようです。 

そのため、被災者がビタミンやミネラル不足に陥ったり、食物繊維が足らないことで体調を崩してしまうケースも少なくありません。 

こうした事態に備えて、「野菜の缶詰」を備蓄しておくことは大切なことといえます。

 

今はスーパーにもさまざまな野菜の缶詰が並んでいます。

ざっと挙げるだけでも、コーン、マッシュルーム、タケノコ、グリーンピース、トマト、ごぼうなどの定番に加え、五目豆、かぼちゃなど野菜のバリエーションも豊富！  

野菜の缶詰は、長期保存が可能なだけでなく、そのまま食べられることも非常食として優秀なポイント。

非常食のご飯に混ぜたり、他の具材と合わせたりと、アレンジが効く点でも災害時のストレス軽減にプラスの要素となります。 

 

保存食としておすすめの野菜缶詰 

それでは、保存食としておすすめの野菜缶詰の商品を紹介します。

サンヨー たっぷり五目野菜煮 

画像引用元：ホールセールC&Cフジミ楽天市場店

ひと缶で、大豆、タケノコ、椎茸、にんじん、昆布の5つの味を楽しめます。

災害時にも便利な「缶切り不要」の缶詰で、エネルギーとなる栄養素が手軽に摂れる野菜缶詰です。 

『今夜のおかずシリーズ』には、五目野菜豆のほかに切り干し大根うま煮、牛すきやき風、きんぴらごぼうなどがあります。

内容量は70g。
価格は1個 208円（税込・2024.1.30現在）。

 

ベターホーム協会 かぼちゃいとこ煮

あずきと一緒に煮たものを「いとこ煮」と呼びます。

この缶詰は、かぼちゃと小豆を、かつお、昆布、しいたけなどの出汁でじっくり煮込んだホッとする味。

こちらも「缶切り不要」のプルトップ缶です。

内容量は60g。
価格 24個入り 7,140円（税込・2024.1.30現在） 

 

離乳食にも使える缶詰もあります 

加熱済みで衛生的な缶詰は、赤ちゃんの離乳食づくりにも活躍してくれますよ！ 

非常時の離乳食に使える缶詰は、基本的に味つけされていない「水煮タイプ」と考えておきましょう。 

離乳食は赤ちゃんの月齢で食べられる素材も違ってくるため、赤ちゃんの月齢別に「離乳食に最適な缶詰素材」をご紹介します。 

 

 

 

などがおすすめの食材です。 

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甘いフルーツの缶詰で息抜き 

小さなこどもがいるご家庭であれば、災害時も「おやつ」は必須でしょう。

ストレスがかかる非常時では、大人でも甘いものを食べて落ち着きたい気持ちになりますよね。 

おすすめは「フルーツの缶詰」。 

甘いフルーツの缶詰は緊急時の息抜きにぴったり。

ですが、離乳食を始めたばかりの赤ちゃんの場合、「食べたことがない」ものを食べさせるのはリスクが高いので注意が必要です。 

普段から食べているものを、実際に食べさせた方法（シロップを洗い流す、すりつぶすなど）で食べさせてあげましょう。 

特にみかんやパイン、黄桃などの甘いシロップは赤ちゃんには刺激が強すぎるので、必ず洗い流して食べさせてくださいね。 

 

牛丼やおつまみなど、あれば嬉しいグルメ缶詰 

最近では、これまで缶詰では味わえなかったような異色のグルメ缶詰も登場しています。 

非常時にあるとちょっと嬉しくなるような、缶詰のニューカマーをご紹介しましょう！ 

吉野家・缶飯 

牛丼でおなじみの【吉野家】が保存食として販売している「缶飯」です。

高機能玄米の「金のいぶき」と吉野家の牛丼や豚丼の具を合体させた「ご飯缶詰」は、常温で食べられ、お店の味をそのまま楽しむことができます。 約10分湯せんすると、さらにおいしくいただけます。

おなじみの牛丼3食と、豚丼、焼鳥丼、焼塩さば丼が各1食ずつがセットになっています。

内容量は160g。
価格 6個入り 4,860円（税込・2024.1.30現在） 

 

伊藤食品・あいこちゃん鯖味噌煮(旧:美味しい鯖味噌煮） 

画像は伊藤食品公式サイトから引用

「こどもにも美味しく食べてもらいたい」というコンセプトで作られた、美味しい鯖味噌煮の缶詰。

厳選素材と味付けで長く愛され続ける【伊藤食品】自慢の逸品です。

味噌煮としては優しい味付けですが、甘味と塩気の加減が絶妙でご飯によく合います。 

内容量は190g。
価格 24個入り 6,902円（税込・2024.1.30現在）

 

国分・K＆K 缶つまシリーズ 

画像は楽天市場から引用

コンビーフ缶で有名な【国分】の、おつまみに特化した缶詰シリーズ。

「いか明太」「ほたて燻製油漬け」「子持ちししゃも」「うにのコンソメジュレ」など、非常食としてだけでなく、今すぐ食べたくなるような缶詰が50種類以上用意されています。 

煮炊きができない災害時でも、こうしたユニークな食材を缶詰めで味わえたら、不便な中にも食事の楽しさを感じることができるのではないでしょうか。 

価格 6個入り 3,998円（税込・2024.1.30現在）

 

まとめ 

万が一の災害時に備えて備蓄しておきたい缶詰についてご紹介しましたが、いかがでしたか。

非常時の食事は単にお腹を満たすだけでなく、ストレス軽減や必要な栄養分補給など、平常時以上に大切な意味を持っています。 

保存性と味、楽しみを考慮しつつ、大人もこどもも安心できる缶詰を備えておきたいですね。

また、赤ちゃんのいるご家庭では、赤ちゃんの成長に合わせた離乳食用食材のアップデートもお忘れなく。 

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