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毎日、家族のために作る料理。
その味付けの基本となるのが「調味料」です。
しかし、スーパーに行くと、ずらりと並んだたくさんの商品。
「どれを選んでいいのかわからない」と、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、5種類の「基本の調味料」の選び方をお伝えしています。
おすすめ商品もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
昔ながらの製法で作られた調味料
「みりんだと思って使っていたら、みりん風調味料だった」
という経験が、筆者自身にありました。
昔ながらの製法で作られたみりんと味を比べると、その違いにびっくり。
「本来はどのような材料から作られているのか」を知っておくだけで、古くから受け継がれる「素材を活かした調味料」が、見分けやすくなりますよ。
ちがいは「裏」にあり!「食品表示」を確認しよう
買い物をするときに、商品パッケージや値段に目がいきがちですが、大事なことは商品「裏面」にある「食品表示」の部分に書いてあります。
商品を手に取ったら、ぜひくるっとパッケージをひっくり返してみてください。
「食品表示」とは?
出典元:農林水産省Webサイトhttps://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc1.html
食品表示のラベルには、どんな原材料を使って作られたか、どう保存したらよいかなど、食品表示には大切なことがたくさん書かれています。
商品によって内容は異なりますが、基本的な内容には次のようなものがあります。
- 名称
- 原材料名
- 内容量
- 消費期限または賞味期限
- 保存方法
- 製造者等の名称及び住所
これらに加えて栄養成分を記載することが、食品表示法によって義務づけられています。
原材料の見方を知ろう
食品表示の「原材料名」の部分の基本ルールをご紹介します。
このルールを知っていると、どのような原材料でできているのかがわかりやすくなりますよ!
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出典:「食品表示の内容を正しく理解するための“食品添加物表示に関するマメ知識” 」(消費者庁) (https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/food_additive/assets/food_labeling_cms204_210408_01.pdf)
現代では、技術の発達によって、味や香りをよくしたり、品質低下を防ぐための添加物が入っているものがたくさんありますが、昔ながらの製法で作られた調味料の原材料は、とてもシンプルです。
素材の味を活かした製法は、手間ひまがかかりますが、コクや旨味があって、深い味わいが楽しめます。
調味料の基本的な原材料とおすすめ
毎日のように使う調味料。
その原材料は、とてもシンプルです。
毎日よく使う5種類の調味料について、ご説明していきます。
1. 醤油
ポイント
- 原材料:丸大豆、小麦、塩
- 本醸造、天然醸造と書いてあればなおよし
おすすめの醤油: 吉野杉樽天然醸造醤油
おすすめポイント
①製造元は創業160年以上になる老舗「フンドーキン醤油」
フンドーキン醤油は、発酵の力・自然素材が醸し出すうまみの力を引き出し、「無添加でおいしい商品づくり」にこだわっているメーカーです。
昔から受け継いできた醸造法と、最新の技術を融合させた特別な製法で作られています。
②シンプルな原材料
国産の丸大豆と小麦、それに天然塩のみを使用しています。
吉野杉の木樽で、300年前に行われていた製法を再現していて、手間ひまを惜しまずじっくり天然醸造された醤油です。
③クセのない、まろやかな風味が特徴
醤油そのものの味を楽しむのには、野菜のおひたし冷ややっこなどシンプルなお料理がおすすめです。
お刺身にそのままつけて食べるのは、もちろんおいしいですよ!
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2. 味噌
ポイント
原材料:米味噌・・米、大豆、塩(大豆に米麴を加えて作ったもの)
麦味噌・・麦、大豆、塩(大豆に麦麹を加えて作ったもの)
おすすめの味噌①:【米味噌】もち大豆味噌
おすすめポイント
①おいしいと口コミが広がり、人気商品へ
兵庫県西部にある佐用町の、自然豊かな場所で作られています。もともと地元の主婦の方々によって作られていた味噌。
現在は「株式会社元気工房さよう」を発足し、商品づくりに力を入れています。
②原料に使用される特産の地大豆
大豆、米、塩の3つの原材料のみを使用しています。
大豆は佐用町特産の地大豆「佐用もち大豆」が使用されています。
佐用もち大豆は粒が大きくて甘味があるのが特徴です。
そして、米は佐用町の米農家の契約米、塩は赤穂のあらなみ塩が使用されています。
③甘辛のバランスがよく、どこか懐かしい味
10ヶ月じっくり熟成された味噌。
味にほれ込み、10年間愛用しているというバイヤーさんもいるほどです!
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おすすめの味噌②:【麦味噌】田中屋・純正麦こうじみそ
おすすめポイント
①明治38年、愛媛県松山市に創業
「おいしくなければ意味がない」と国産の原料と天然醸造、添加物や遺伝子組み換え食品不使用にこだわる田中屋。
創業以来、100年以上同じ製法で作られており、昔ながらの味を守り続けています。
②日本一の生産量を誇る愛媛県産のはだか麦
はだか麦、大豆、食塩だけを使用しています。
「はだか麦」は愛媛県産、「大豆」は佐賀県産フクユタカ、「食塩」は沖縄の塩シママースを使用して作られています。
③大豆の4倍の麦麴を配合
大豆1に対して麦麴を4の割合でたっぷり入れるという、非常にぜいたくな味噌。
(麹の比率が多いほど甘みが強くなります。)
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3. 酢
ポイント
原材料:米酢・・米
種類としては穀物酢、リンゴ酢などもあります。
今回は原材料がシンプルかつ、より幅広い料理に合う米酢をお伝えしています。
おすすめの酢: 富士酢
おすすめポイント
①128年お酢を造り続けている京都「飯尾醸造」の看板商品
明治26年創業。
「おいしくて、安全な、最高のお酢を造りたい」という基本方針がある飯尾醸造。
なんと、お酢の原料となる米作りから、たずさわっています。
②原材料は米だけ!
栽培期間中、農薬は使わずに栽培した京都府丹後産の米と、山から湧き出た伏流水のみで作られたお酢です。
生活排水や近隣の畑の農薬の影響を受けないようにするため、京都府宮津の棚田で米作りをしています。
しかしながら、棚田での米作りはとても手のかかること。
飯尾醸造では都会に住む人にも農業体験をしてもらって、米からお酢を作る体験ができる取り組みもしているそうですよ。
③どんなお酢料理にも使える万能酢
「米酢」と表示できる量の5倍もの米を使用。
たっぷりの米を原料にしているため、うまみが強く、濃厚な味わいが特徴です。
まずは酢の物やピクルスなど、お酢が決め手になるような料理で試してみては。
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4.料理酒
ポイント
原材料:米、米こうじ
お酒として、「そのまま飲んでもおいしい」ものを選んでみましょう
おすすめの料理酒:福来純 純米料理酒
おすすめポイント
①江戸時代創業、岐阜県の「白扇酒造」の商品
「元気な麹は手造りに限る」という信念のもと、製麹機などの機械を使わず、昼夜手作業ですべての製品の麹を育てています。
②シンプルな原材料
岐阜県産米、もち米のみ使用しています。
「原材料は製品の命です」と四代目がいうとおり、そのまま飲んでもおいしい料理酒です。
③長期間熟成発酵による自然のうまみ
蔵元伝承の「もち米四段仕込み」という方法で作られていて、天然のアミノ酸によるうまみがたっぷり。
食塩がふくまれていない料理酒のため、日本酒の純粋な風味を活かした料理に仕上がりますよ。
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5. みりん
ポイント 原材料:もち米、米こうじ、焼酎
おすすめのみりん:三州三河みりん
おすすめポイント
①明治43年愛知県碧南市に創業
みりんの本場・三河の(株)角谷文治郎商店の商品。
「日本のお米のおいしさをみりんに託して広めたい」という想いの元、造られています。
②自分たちでつくるこだわりの原材料
できる限り自分たちの手でつくるというこだわりをもつ角谷文次郎商店。
特別栽培された国内産もち米を自社精米したものと、自家蒸留した焼酎を使用しています。
③日本の伝統的な製法で作られた、本格仕込み
本みりんは2~3ヶ月で造られるものが多い中、三河みりんは醸造に3ヶ月・熟成に2年がかりで造られます。
時間をかけて熟成されたみりんは、深い味わいを感じられます。
飲んでもおいしいので、お正月のお屠蘇にも。
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素材そのものの風味を楽しもう
昔ながらの伝統的な製法で作られた調味料を使って料理をすると、いつもの料理が本当においしくなります。
さらに、シンプルな原材料なので、からだにも優しいのがうれしいですね。
食品表示を見ながら、お買い物をすると、商品の違いがわかって、おもしろいですよ。
たくさんの商品で、あふれる時代だからこそ、「なんとなく選ぶ」のではなく、「違いを知ったうえで選ぶ」ことが大切です。
おいしいお料理で家族団らんの時間を楽しんでくださいね!
【参考サイト】
厚生労働省 表示方法について(その4)-原材料表示をめぐる問題-表示について 資料1
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/09/s0929-7a.html
消費者庁 食品表示の内容を正しく理解するための“食品添加物表示に関するマメ知識”
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/food_additive/assets/food_labeling_cms204_210408_01.pdf
この記事を書いた人
3歳と1歳の子育て中のママ。離乳食づくりをきっかけに「添加物」「化学調味料」などが気になり始め、選べるときはできるだけ「体にやさしい」ものを選ぶようになる。 料理は苦手で、できるだけラクにご飯を作るべく毎日ホットクックをフル活用(笑) 栄養価に興味をもち「食育インストラクター」を取得した経緯あり。
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