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今までミルクや母乳で育ってきた赤ちゃん。
これからはたくさん食べてもっと大きくなっていきます。
楽しみな反面、離乳食作りに不安や疑問もあるかと思います。
そんなママ&パパに、少しでもお役に立てたらいいなと思います!
目次
そもそも、10倍がゆってどんなもの?
10倍がゆとは米と水を1:10の割合で炊いたおかゆのことをいいます。
離乳食の最初の1ヶ月は、10倍がゆをさらにすり潰して、トロトロのポタージュ状にした「つぶしがゆ」から始めますよ。慣れてきたら、粗くつぶしたもの、つぶさないもの、と段階を踏んで進めていきましょう。
厚生労働省 子ども家庭局母子保健課
授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)
10倍がゆの作り方
10倍がゆの作り方は5通り!
- 米から鍋で炊く
- 大人用と一緒に、炊飯器で炊く
- 米から炊飯器で炊く
- ご飯を電子レンジでチンする
- 冷凍ご飯から作る(再度冷凍保存はできません)
どの作り方が自分に合っているか、5通りとも試してみるのもいいかもしれませんね。
順番に作り方を説明します。
米から鍋で炊く
材料
- 米 大さじ2(30g)
- 水 300cc
作り方
1.米を水でとぎ、約30分浸水させる
2.鍋に米と水を入れ、蓋をし強火にかける
3.沸騰したら中火から弱火にし、20〜30分炊く(ふきこぼれやこげが心配であれば、途中で蓋を開けて混ぜてもOK)
4.炊き上がったら、火を止め、蓋をしたまま10分程度おく
5.でき上がった10倍がゆをすり鉢や裏ごし器、ブレンダーでなめらかにする
大人用と一緒に、炊飯器で炊く
炊飯器の場合、初期の頃は量が少ないので大人の米と一緒に炊くことができます。
5合炊き以上の炊飯器で、大人の米は3合までにしてください。
材料
- 米 大さじ1(15g)
- 水 150cc
- 耐熱容器
離乳食用とは別に、大人用の米と水(炊く分量)を用意してください。
作り方
1.米を水でとぎ、約30分浸水させる
2.炊飯器に大人用の米と水を入れる。中央に耐熱容器にいれたこども用の米を置き、炊飯スイッチを押す(早炊きにはしないでください)
3.でき上がった10倍がゆをすり鉢や裏ごし器、ブレンダーでなめらかにする
米から炊飯器で炊く
1回で食べる量が増えてくると、直接炊飯器で炊くことができます。
炊飯器のおかゆラインご存知ですか?
それを元に作ることができます。
材料
- 米 0.5合
- 水 (炊飯器のおかゆライン五分0.5まで)
作り方
1.米を水でとぎ、約30分浸水させる
2.炊飯器の「五分」の「0.5」のところまで水を入れ、おかゆに設定し炊飯スイッチを押す
3.でき上がった10倍がゆをすり鉢や裏ごし器、ブレンダーでなめらかにする
電子レンジで加熱する
材料
- ご飯 45g
- 水 180cc
- 耐熱容器
作り方
1.耐熱容器にご飯と水を入れ、ご飯をほぐし蓋をせず加熱する 目安は500wで10分程度
2.取り出し、蓋をして5分ほど蒸らします
3.でき上がった10倍がゆをすり鉢や裏ごし器、ブレンダーでなめらかにする
冷凍ご飯から作る
冷凍ご飯から作る場合は、鍋で温めるか、電子レンジで加熱します。
材料
- 冷凍ご飯 大さじ2程度
- 水 大さじ6程度
作り方
鍋を使うとき
1.冷凍ご飯は凍ったまま、おろし金ですりおろす
2.鍋にすりおろしたご飯と水をいれ弱火で加熱し、トロッとしたら完成
電子レンジを使うとき
1.冷凍ご飯は凍ったままおろし金ですりおろし、耐熱容器にご飯と水を入れ、ふんわりラップをかける
2.600wで1~2分加熱、トロッとしたら、ラップをしたまま2~3分蒸らしたら完成
冷凍ご飯を使った場合、温めたあとに裏ごしやブレンダーはしなくて良いので時間がないときに便利です。
冷凍ご飯を使用しているので、再度冷凍するはやめましょう。
米粉&電子レンジで時短
米を乾燥させて砕いた米粉でも、10倍がゆが作れるんです!
米粉は、はじめから細かい粉になっているので、あとですりつぶす手間が省けますよ。
材料
- 米粉 小さじ1
- 水 大さじ3
作り方
- 耐熱の容器に米粉と水を入れ、だまがなくなるまでよく混ぜる
- ふんわりラップをして、500Wで30秒温める→だまにならないよう混ぜる
- 再度40秒温める→よく混ぜる
- とろみがついたら完成
- 普段の食事で食べるお米(うるち米)の米粉を使用してください。
※上新粉でもOKです! - 加熱の具合はレンジの機種などによって異なるので、10秒ずつ加熱したり、水分が飛ぶことがあれば小さじ1ほど加えるなどしてください。
冷凍方法
最初の1週目は小さじ1(5ml)用の容器を使い、2週目からは10ml用や15ml用を使っていきます。
大きめの保存用製氷器を買って、小さじ1ずつ入れて冷凍してもいいかと思います。(蓋つきの容器にしてください)
固まったら、取り出してチャック付き食品保存袋(ジップロックなど)に入れて保存しておいてもいいですね。
まとめて作る際には1週間分くらいずつがおすすめです。
ご参考までに
私のこどもの場合、1週目は小さじ15杯分必要でした。
- 1、2日目は小さじ1杯
- 3、4日目は小さじ2杯
- 5、6、7日目は小さじ3(大さじ1)杯
このように、事前に離乳食スケジュールを決めておく方は、それにあった分け方をしておくといいと思います。
解凍方法
必ず加熱してください。
自然解凍は×だめ×です!
ラップをかけ、電子レンジで加熱します。
小さじ1 → 600w40秒(追加する際は10秒ずつ)
小さじ3 → 600w1分(追加する際は10秒ずつ)
様子を見ながら、徐々に加熱してください。
水分が飛んでしまった場合は少しお湯を足し、のばしてください。
10倍がゆの保存期間
赤ちゃんは細菌などへの抵抗力も未発達。
おかゆは水分が多く、傷みやすいため、作ったおかゆはできるだけ新鮮なうちに食べるようにします。
冷蔵での保存は長くて2日ですが、できるだけその日のうちに食べさせてあげましょう。
冷凍保存したものは、1週間を目安に使い切りましょう。
ベビーフードもある?
仕事で忙しい、体調がすぐれない、お出かけしたい…
など作れないことってありますよね。
お出かけのときは冷凍しているものを持ち運ぶわけにもいかないし…。
そういうときはベビーフードを使いましょう!
初期の5ヶ月から使えるおかゆのベビーフードもあります。
お湯でといてつくるベビーフード
和光堂 おいしい米がゆ徳用 339円(税込価格)(2024.05.10現在)
お湯を入れて混ぜるだけでおかゆができるベビーフード。
個包装のタイプと、チャック付きの徳用タイプがあります。
おでかけのときには個包装タイプが便利ですね。
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すなお食堂 まるごとおかゆ(国産米パウダー)1,198円(税込価格)(2024.05.10現在)
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瓶に入っていてそのまま食べられるベビーフード
キユーピーベビーフード おかゆ(だし仕立て)かつお節入り 118円(税込価格)(2024.05.10現在)
瓶に入っているタイプは、開けたらすぐ食べられるのがいいところ。
あらかじめ余る分を保存容器で小分けして、冷凍することもできます。
その際は2週間を目安に食べ切ってください。
※サンドラッグ楽天市場店で詳しく見る
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離乳食づくりはやりやすい方法で
私の場合は、週に1度お鍋で作って冷凍する方法が自分には合っていました。
離乳食スタートして2、3週目以降は少し量が増えてくるため、炊飯器で作ると楽にできるのかなと思います。
ブレンダーがあれば、初期のうちはブレンダーを使うととても楽に作ることができますよ。
今はスイッチひとつでなめらかにしてくれるブレンダーに頭が上がりません(^ω^)
離乳食が始まると大変なことも多いかもしれませんが、自分に合うやり方を見つけて、楽しみながらできるといいですね!!
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この記事を書いた人
まいまい(ママさんライター)
もともとは「得意料理はカップラーメン!」と言っていましたが、結婚・子育てを機に料理作りの楽しさにハマりました。
現在はふたりの男の子を育てながらお仕事中です。
冷凍保存やちょっとしたアレンジで、いつものメニューが時短になったり、おいしくなりますように!